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その16 昭和50年9月号

 墨色に近い濃い青にて印刷された表紙を見ていると、この時に良くこの形式にしてくれた

と、改めて朝田君に深謝。始めにタイトルを口にしてくれた村越さん、そして数年後にスポー

ツクラブルネサンスを創始しその活動に参加させてくれた斎藤さんと、小誌存続の三大恩人です。

 

 切り絵は上に季節の風物、下に寄席演芸の演目を切って貰いました。

余白が多く内容を表示している表紙とは言いがたいですが、2枚のシルエットが「失われし?

季節感を求めて」のコピーとマッチしていたと思われます。ただ「東京の新しい情報誌では

なく「寄席情報誌」とすべきでいた。そう言える物になったのは、つい最近ですが・・・。

 ほぼ一年間のタブロイド版発行の間に、少しずつ寄席演芸界の人達との繋がりが出来て

まいりました。民族芸能を守る会・茨木さん、その紹介にて二代目正楽師匠。日立寄席の

水野さん、寄席文字の橘左近そして右近師。木馬館にほぼ常駐していた浪曲研究家の

芝清之さん。本当に多くの方々に色々と教えて頂き、少しづつ寄席演芸の世界と係わりが

持てるようになりました。

 誇れる内容も無いこの時期の「東京かわら版」ですが、東宝演芸場・木馬館・松竹演芸場

3館の番組が全て載っているのは、それなりの価値があると自負しております。

2010/08/20 02:49 PM いのどん

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