
| 第63回 |
■柳家小太郎(
やなぎやこたろう)
シブい小太ドン かっこいい!
所属=落語協会
本名=中村進
師匠=柳家さん喬
略歴=1993年3月、入門して「小太郎」。1996年5月、二ツ目昇進
出囃子=俄獅子(クルイ)
生年月日=1970年2月15日戌年水瓶座34歳O型既婚江東区在住
出身=千葉県柏市
家族構成=父.母.妹
出身校=こばと幼稚園→柏第5小→柏第2中→県立柏中央高→大東文化大学文学部中国文学科中退(うっかり1つだけ単位を落としてしまい、卒業できず、韓非子が好き)
身長・体重・足の大きさ・視力=167センチ、78キロ、26センチ、両眼1.5(客席で寝ているのも携帯メール打っているのも見えます )
趣味=釣り、読書、ドライブ
フーッちょいと一服(馬風師似?)
好きな食べ物=お酒、麺類
苦手=香草
好きな映画=『遙かなる山の呼び声』
面白かった本=隆慶一郎『吉原御免状』
音楽=J-WAVEをずっとかけっぱなし
お酒.タバコ.ギャンブル.風俗=お酒は大好き、後は全てやらない
習い事=東音の師匠に長唄を週1ペースで
好きな色=ぎんねず
はまっていること=豚骨ラーメン屋めぐり(1位:浅草.じゃん原、2位:博多天神渋谷店、3位:歌舞伎座裏.やまちゃん)
今朝の朝食=焼鮭とご飯とおみおつけ
特技=天気がよめる
初高座=1993年6月6日、上野の夜、師匠に習った「道灌」
好きなお店=日本橋の小料理屋「鳥駒」(店長と仲良し)門前仲町の「緒川」(何を食べても旨い)
欲しい物=都営住宅に当たりたい!
座右の銘=土より生じて土に帰る
今月のお客さまは、さん喬門下の二番弟子柳家小太郎さん。
夢見る小太ドン
▼柳家との出会い
大学時代のお気に入りコースに、午前中の講義に出て学食でラーメンライスを食べ、それから東武東上線に一時間乗って池袋へ出、バイトの時間まで池袋演芸場へふらっと寄る、というのがあったんです。ある日入ったら客席には5人くらいしかいなくて、トリは小さん師で「笠碁」。これがもう…よかった。良すぎた。雨が降っている光景が小さんの目線の先に確かに見えたんです。噺の世界に入り込みすぎたせいか、その前後の記憶が無くなっていてハッと気が付いたら、自分はバイト先で制服に着替えていました。
どうやってバイト先までたどり着いたのかも、全く思い出せない。得がたい経験でした。それから少しして、うちの師匠の「たちきり」を鈴本で見た時「あ・この師匠に入門しよう」ってなぜかはっきり思いました。あの頃は寄席が好きで寄席にばかり行ってたなあ。「んー、今日は小志ん師匠、調子がいいな」なんて思いながら見たり。入門がかなった日、おかみさんが「ご飯食べてく?」って言ってくださいまして、その時いただいたカレーは、ものすごく美味しくて、緊張でガチガチになっていたことを忘れてしまう程の旨さでした。美味しかったのでよく憶えています。柳家で学んだのは、どこに物があって、視線をどう動かして、人はどういう感情で動くのか、腹づもりとか、細かいシチュエーションで落語を演るということです。…いつか「笠碁」はやりたいですね、あの日の大師匠のように
▼客観
がんばる小太ドン
今日はいい高座だったかなと自分で思っても、思うような感想がきかれなかったりすることもあるし、反面、早朝寄席の時でしたか、前日というか当日の朝まで呑みすぎて下痢が止まらなくなり、力も全然入れず(入れられず)ものすごい速さでやった「浮世床」がすごくがよかったと人に言われたこともある。複雑な気持ち。「喬太郎アニキ、今日は変わった色の鞄持っていたな〜」とか全然違うこと考えながらやっている時はダメな高座の時。客席と高座がガッチリ一体化した、あの快感ったらないですよ。それを得たいがためというのもあるし、もちろん仕事をもらうために、頭一つ出るためというのもあるけど、精進しないと、と思います
今後の予定
7月下席池袋演芸場昼交互出演、 「お〜い!小太ドン」(勉強会。雲助師に習った「猫定」をネタおろし) 「三三.小太郎の会」 「兄弟仁義」(さん喬一門会)
(構成=佐藤友美)
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2003 TOKYO KAWARABAN.